あおむしの本棚

備忘録を兼ねた読書ブログです。小説・実用書・児童書・絵本など

児童文学・高学年『風の神送れよ』

※本が手元にないのでうろ覚えな点はご了承下さい

長野県を舞台に、地域行事・コト八日を通して子どもたちの成長を描いた物語。
コロナ禍、伝統行事、責任感、友情、成長あたりがキーワードでしょうか。
子どもの読み物でもコロナ禍が描かれるようになったのだなぁ、と思った作品でした。
コト八日は疫病神を集落の外に送り出す行事。子どもだけで行事を行うそうです。(実際は地域によって違いがある)

主人公は神様なんて信じてないし、寒い中早起きしなきゃいけない昔からの行事なんて……と去年(とその前もだったかな?)最後までコトの神を送らなかった小6の優斗。
コロナで開催自体が危ぶまれるなか準備を進めるが、行事に参加するこども達はコロナの煽りを受けて転校してきた子や、祖父が大怪我をした子もいて、さらには頭取の中学生が怪我をしてその代わりを優斗が務めることに……。
コトの神を送って皆の辛い気持ちを吹き飛ばすのが自分の役目だ!と気持ちが変わってゆくお話です。

もし感想文を書くなら
・学校などの行事が中止になった実際の体験、その時感じたこと
・はじめは嫌だった(怖かった、やる気なかった、興味なかった)けど、するようになったこと

など自分の実体験を交えながら書いてみる、かも……?
他人が書いた読書感想文を読んだことってないのでどんなものかよくわかりません。
読書感想文の書き方の本を一度読んでみようかな……