あおむしの本棚

備忘録を兼ねた読書ブログです。小説・実用書・児童書・絵本など

6月におすすめの絵本

今週のどこかだろうとは思っていたけれど、まさかの今日が梅雨入り。

雨の季節らしい素敵な絵本を見つけました。

絵のタッチがとても好きです。

絵本は子どもが最初に出会う芸術と言われます。デフォルメされたイラストもかわいいですが、こういう繊細で美しい絵の良さにも出会ってほしい!と感じた絵本でした。

作者はお二人とも生物画家。

たくさん生まれて、生き残ったオタマジャクシがカエルになり、生を力いっぱい楽しむ姿がいきいきと描かれています。

「3匹のあまがえる」シリーズの3作目。

擬人化絵本ですが物語化されすぎていなくて、オタマジャクシを襲う生きものと捕食シーンもあり、自然がそのまま描かれていている印象が強く残りました。

 

そしてもう一冊。

6月10日が時の記念日ということで、時間に関する絵本。

文字数も少なくてさらっと読み終えてしまいます。

けれど眠たいときに言うあと5分!と待ちくたびれているときの5分、楽しいときの5分、状況によって感じ方ってかなり変わるよね〜!と考えて読むとなかなか深い絵本です。

どちらも読み語りに良さそう。