『獣医にゃんとすの猫をもっと幸せにする「げぼく」の教科書』
作者は研究員の獣医さん。
参考文献の多さと細やかさからも医学的根拠に基づいた信頼できる情報満載であることが伺えます。
帯はサンシャイン池崎さんが書いていました。
以下、興味深かった部分
ごはんについて
- ネットのキャットフードランキングは信じるな!
アフィリエイトの料金順
- 食事回数は4回以上
一日に必要なカロリーはネズミ10匹以上。1日に10~20回の狩りをしてこまめに食べていた
- 味覚より嗅覚でおいしさを判断
健康長生きの心得
- 誤飲事故で最も多いのは「ひも」
舌のザラザラで奥に手繰り寄せられてしまう。
口からおしりの穴まで伸びてしまっていることもあり引っ張ると危険!
ネズミのおもちゃも4~5センチなら簡単に飲み込める
- ユリは超猛毒。チューリップ、ヒヤシンス、カサブランカも該当
環境づくり
- 部屋を見わたせる高い場所、隠れ家は大切
- トイレは幅50センチ以上
- 同行非難と同伴避難、猫と同じ室内で過ごせるのは同伴避難
在宅避難や知人、ペットホテルなどの選択肢を考えておくことも大事
最新研究と猫の雑学
- 折れ耳のスコティッシュは必ず関節炎を発症してしまう
- 猫の血液型はA型80~90%、B型10~20%、AB型非常にまれ
B型の母猫の初乳をA型子猫が飲むと赤血球が壊れてしまう恐れがある
- 多くの命をつなぐため尽力する保健所獣医師の努力
猫飼いにとって必読の本ですね!
何年か前にこんな本も読みました↓